まずは、この画像をご覧ください!

このグリーンは、グレーの線に沿って0.5度傾いていて、カップ(黒丸)から3メートルの距離からパットする様子が描かれています。この画像では、8つの位置からパットしていますが、どこからパットしても、赤丸の方向に打てば必ずカップインするんです!
私がこの話を初めて聞いたときは信じられなかったんですが、実際に練習グリーンで試してみると本当だと分かりました。ぜひあなたも試してみてください!
ただし、注意点があります。それは、カップ周辺が平らであることです。今回の例では、3メートルの円の中に起伏がある場合は、赤丸がずれてしまう可能性があるんです。実際のグリーンでは、こんな理想的な条件はなかなか揃わないと思われるかもしれませんが、自分のボールからカップまでの距離が近い場合、半円形や四半円形などの一部分が平面状態であれば同じ方法で赤丸を見つけることができます。
プロのトーナメントを見ると、カップが難しい位置に切られていたり、段があるグリーンやスネークライン周辺にあることがありますが、一般的なアマチュア向けのグリーンでは、傾斜があってもカップは平らな場所に置かれることが多いです。つまり、「ぱぱっと」計算が役に立つんです!
さて、あなたは「グレー線」や「赤丸」といった呼び方は味気ないと思いませんか? そこで、今回は 「ぱぱっと」 アプリが使用する、楽しくて覚えやすい呼称についてお話ししましょう。
<仰角ライン>
まず、「グレー線」は、ゴルフのグリーンにおける一番低い位置と一番高い位置を結ぶ想像上の線です。プレーヤーがボールを打つ想定で考えると、この線は真っ直ぐになります。ちなみに、「グレー線」を英語で表現すると、「Elevation Line(エレベーションライン)」となりますが、正直、あまり覚えやすくありませんね。そこで、「ぱぱっと」アプリが提案する呼称が「仰角ライン」です。これなら、ゴルフ用語を知らない人でも何となくイメージしやすく、覚えやすいのではないでしょうか?
<レスポール>
そして、「赤丸」については「レスポール」と呼んでいます。1° 未満の緩い傾斜がある場合、このレスポール方向にパットすると、カップインが決まるんです! ちなみに、「レスポール」は「Special Unique Point at Elevation Line(エレベーションライン上の特別なユニークポイント)」をアナグラムにしたものです。

図示すると、こんな感じ。レスポールはエレベーションライン上に必ず1点存在し、距離や傾斜角度に応じて位置が決まります。