「ぱぱっと」計算 02: 振り幅

ゴルフ

前回話した通り、『ぱぱっと』では、パターのスイングを振り子運動と仮定して計算しているんです。そうすることで、パターヘッドがボールにぶつかる瞬間の速度を算出できます。

では、この計算結果を元に、どうやってスイングするかというと、とっても簡単です。角度θ°のスイングをすればいいんです。もちろん、角度の決め方はちょっと難しいですが、この方法を使えば、パット距離を調整することができます。

ですが、一般的にパット距離を調整する方法としては、振り幅による調整が有名ですね。『ぱぱっと』でも、角度ではなく振り幅による提案を採用しています。

ただ、角度θ°の表示については、意見が割れるところです。私は、角度表示の方が分かりやすいと思いますが、皆さんはどうでしょうか?

もしスイング角度が45°を超えるようなパットをする場合は、角度表示の方が分かりやすいかもしれません。もし要望があれば、表示切り替え機能を追加することも考えています。

さて、角度θ°から振り幅を計算するのは簡単です。

$$スイング幅=2Lsin\theta$$

この式を用いて、弦の長さを計算します。弦の長さを半分にすることでスイング幅を求めることができます。例えば、身長が170cmで振り子の糸長が140cmの人が、角度θ=9°のスイングをする場合、スイング幅は約22cmになります。

身長が異なる場合でも、同じ式と考え方を使ってスイング幅を計算することができます。

この式は、パターゴルフに限らず、物理学の多くの分野で使用されています。角度と弦の長さを知ることで、物体がどのように動くかを予測することができるのです。

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